井上尚弥とV決戦? ドネアVSテテをWBSS代表が分析「フィリピンの閃光は復活した」
大注目のドネアVSテテ「誰もが見たいと願う最大の激突になる」
ドネアは118ポンドの戦いに戻ったことで、かつての強さを取り戻したとザワーランド氏は評価。準決勝ではWBAスーパー王者としてWBO王者で世界戦最速KO記録を持つテテと対戦することになった。
「イノウエとロドリゲスの準決勝も名勝負が期待されますが、テテとのセミファイナルは誰もが見たいと願う最大の激突になるでしょう。今や2人の関係はフィフティ・フィフティです。テテは戦前明確に有利と予想されていますが、きちんと体重を作ったドネアの仕上がりを見れば、五分と五分と呼べます。この準決勝に関しては、フィリピン、南アフリカ、アメリカの西海岸が候補地に挙がっています。数週間後にアナウンスしますので楽しみにして下さい」
テテ対ドネア戦は互角とザワーランド氏は見ている。バーネットが勝利すれば、準決勝は英ベルファスト開催が濃厚だったが、ドネアの勝利で状況は一変した。どちらかのホームで戦うのか、それとも中立地の米国となるのか。WBA王者・井上が準決勝でIBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を倒せば、決勝の舞台でテテとドネアの勝者が待っている。
「The Monster」が対峙するのは、復活した「フィリピンの閃光」か、「11秒KO男」か――。準決勝のゴングが鳴る前から、頂上決戦への期待も嫌が応にも高まりを見せている。
(THE ANSWER編集部)