羽生結弦、2位との「39.14」点差に米放送局脚光 「史上最も差がついた勝利の一つ」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フィンランド大会は4日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)が190.43点、合計297.12点でともに今季世界最高点で優勝を飾った。演技後半に決めた、史上初となる4回転トウループ―3回転アクセルのコンビネーションを着氷させる瞬間を、国際スケート連盟(ISU)は「ユヅル・ハニュウがまたやった」と題して動画を公開していたが、米メディアは歴史的な圧勝劇に脚光を浴びせている。
2位のブジェジナとの「39.14」点差に米メディア注目
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フィンランド大会は4日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)が190.43点、合計297.12点でともに今季世界最高点で優勝を飾った。演技後半に決めた、史上初となる4回転トウループ―3回転アクセルのコンビネーションを着氷させる瞬間を、国際スケート連盟(ISU)は「ユヅル・ハニュウがまたやった」と題して動画を公開していたが、米メディアは歴史的な圧勝劇に脚光を浴びせている。
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ヘルシンキのリンクで羽生が優雅にそして、力強く舞った。エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が演じた「ニジンスキーに捧ぐ」をオマージュした新プログラム。演技後半の一発目だ。高い4回転トウループを跳ぶと、ほぼ助走をつけることなく3回転アクセルを跳んだ。必死に堪えながら見事に着氷。史上初めて「4T-3A」の連続ジャンプを成功させた瞬間だった。
ISUは新たな記録を打ち立て続ける王者を「Mr.レコードブレイカー」と表現していたが、米放送局「NBCスポーツ」も「ユヅル・ハニュウがヘルシンキでのGPシリーズで完勝での優勝を飾った」と伝えている。
「ユヅル・ハニュウが今季のGPシリーズのデビュー戦で疑いようのない優勝を飾った。2度の五輪王者は297.12ポイントでチェコのミハル・ブジェジナに39.14ポイントもの差をつけて倒した。GPシリーズの歴史でも最も差がついた勝利の一つだ」