笹生優花3.7億円GETに米衝撃「ゴールドラッシュだ」 日本女王・山下美夢有の昨季賞金を1戦で超える
女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦、全米女子オープン(OP)は現地時間2日、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日を行い、22歳の笹生優花(フリー)が逆転で2021年大会以来、2度目の優勝を成し遂げた。優勝賞金は240万ドル(約3億7700万円)で、米メディアからは金額の急上昇に驚きの声が上がっている。
全米女子OPの総賞金額は昨年から1億5800万円の急増
女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦、全米女子オープン(OP)は現地時間2日、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日を行い、22歳の笹生優花(フリー)が逆転で2021年大会以来、2度目の優勝を成し遂げた。優勝賞金は240万ドル(約3億7700万円)で、米メディアからは金額の急上昇に驚きの声が上がっている。
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米スポーツ専門誌「スポーツイラストレイテッド」が伝えたもの。「プロゴルフ界ではゴールドラッシュが起きており、USGA(全米ゴルフ協会)がその流れに乗っている」と近年の変化を紹介している。
具体的には「今年の全米女子オープンの賞金総額は、昨年のペブルビーチでの大会の1100万ドル(約17億2900万円)から1200万ドル(約18億8700万円)に引き上げられた」といい、笹生が手にするのは女子ゴルフ界で最も高い賞金だという。昨年、日本ツアーで年間女王となった山下美夢有が年間の獲得賞金2億1355万4215円だったが、それを1戦で上回るほどの額だ。
笹生は最終日、3打差の5位スタートだったものの5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算4アンダー。逆転で2021年大会以来、2度目の優勝を成し遂げた。全米女子OPで2勝を挙げるのは史上16人目。海外メジャー2勝は日本勢初の快挙となった。通算1アンダーの渋野日向子(サントリー)が単独の2位に入り、日本勢ワンツーも達成した。なお渋野もおよそ130万ドル(約2億円)の賞金が与えられる。
(THE ANSWER編集部)