井上尚弥と「対戦したい」 初戦目前バーネットが意欲「対戦すれば叩きのめすよ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。優勝候補の大本命と評価される「The Monster」に対して、WBAで上位王者に位置するスーパー王者のライアン・バーネット(英国)が「イノウエと対戦したい」と決勝での対決を熱望する一方、「僕の方が2倍でかい」と体格差で優位性を強調している。英ボクシング専門誌「ボクシング・マンスリー」が報じている。
WBAスーパー王者バーネットは井上との決勝での対戦に意欲
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。優勝候補の大本命と評価される「The Monster」に対して、WBAで上位王者に位置するスーパー王者のライアン・バーネット(英国)が「イノウエと対戦したい」と決勝での対決を熱望する一方、「僕の方が2倍でかい」と体格差で優位性を強調している。英ボクシング専門誌「ボクシング・マンスリー」が報じている。
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19戦全勝のバーネットは3日にスコットランド・グラスゴーでWBSS初戦を迎える。相手は元5階級制覇王者で「フィリピンの閃光」の異名を取るノニト・ドネアだ。
「この大会に参戦した理由は、自分が最強だと誰もが認める機会になるからだ。これぞ最強対最強。誰もが見たいと希望する戦いだ。その一部になれることは素晴らしいこと。アダムとも話したけれど、これは正しい選択だったよ」
バーネットはこう語っている。トレーナーのアダム・ブース氏とWBSS参戦という決断の正当性についても確認し合ったという。
「ボクシングファンは最強同士の戦いが見たいんだ。中には最強の相手と戦わないチャンピオンもいる。特定の選手から逃げる王者もいた。それがこれまでのボクシングだった。でも、WBSSのおかげで、そんなことは許されなくなる。ボクシングや格闘技ファンにとっての真のチャンピオンが、ボクシングの流れを変えるんだ」
バーネットは防衛回数を重ねるために強敵を避ける王者の常態化を指摘する一方、WBSSの到来で強敵同士のバトルが不可避な状況になったと分析している。