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歴史的ボクシング興行で損害189億円超、違法視聴が世界的に横行か 2000万件以上と英紙報道

歴史的快挙の裏で、違法行為が横行していたようだ。現地19日にサウジアラビア・リヤドで行われたボクシングの世界ヘビー級4団体統一戦は、3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がWBC王者タイソン・フューリー(英国)に2-1の判定勝ちし、史上初のヘビー級4団体統一を達成。世紀の一戦に世界中のファンが注目する中、違法視聴で180億円以上もの損害が発生したと英紙が報じている。

世界ヘビー級4団体統一戦、オレクサンドル・ウシク(右)VSタイソン・フューリー【写真:Getty Images】
世界ヘビー級4団体統一戦、オレクサンドル・ウシク(右)VSタイソン・フューリー【写真:Getty Images】

ウシクがフューリーに判定勝ちした世界ヘビー級4団体統一戦

 歴史的快挙の裏で、違法行為が横行していたようだ。現地19日にサウジアラビア・リヤドで行われたボクシングの世界ヘビー級4団体統一戦は、3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がWBC王者タイソン・フューリー(英国)に2-1の判定勝ちし、史上初のヘビー級4団体統一を達成。世紀の一戦に世界中のファンが注目する中、違法視聴で180億円以上もの損害が発生したと英紙が報じている。


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 英紙「デイリーメール」は「オレクサンドル・ウシクがタイソンフューリーに対しヘビー級4団体統一戦で歴史的勝利を挙げた試合において、2000万の違法視聴により放映権保持者が9500万ポンド(約189億円)の損害を被った。うち18%は英国から」との見出しで記事を掲載した。

 本文ではこの一戦について「最低でも2000万件の違法視聴により放映権保持者が9500万ポンドの損害を被った。分析会社イールド・セック・フォー・メール・スポーツが実施した分析により、2000以上の異なるストリーミングサイトがリヤドから試合を中継しており、視聴者の18%が英国から違法に視聴していた証拠が明らかになった」と伝えている。

 今回の放映権を購入していたのは、英スカイ・スポーツなどだったが「多くのボクシングファンは、25ポンド(約5000円)の支払いを避け、その代わりに違法視聴で一戦を見守った」「英国では、およそ400万人が違法に視聴していたという」などと紹介。イールド・セック・フォー・メール・スポーツ社によると、違法ストリーミングの45%がヨーロッパで、25%が北アメリカ、16%がアジアと、世界規模だったようだ。

 この試算はデバイス「1台につき1人が視聴した計算」ということで、実際に違法視聴者数は2000万人を超えているもよう。放映権を購入していたDAZNの広報担当者は同紙に対し「スポーツの著作権侵害は窃盗であり、DAZNは、テクノロジーを利用してユーザーの活動を監視し、リスクについてファンを教育することで、この問題と戦うために多額の投資を行っている」と語っている。

 さらに「被害者がいない犯罪のように思えるかもしれないが、違法なフィードのほとんどは犯罪ネットワークによって提供されているか、フィッシングや個人情報盗難のリスクを伴う。私たちのアドバイスは、違法なフィードを使用して、自分の好きなスポーツや自分自身のデータを危険にさらさないことだ」といった見解も示している。

(THE ANSWER編集部)


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