村田諒太の敗戦に学ぶ? 米強豪王者、参謀は次戦へ「ムラタの轍は踏めない」
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチで村田諒太(帝拳)は、ロブ・ブラント(米国)との2度目の防衛戦で敗れベルトを失った。戦前の予想では王者の圧倒的有利が予想されていたが、結果は、フルラウンドの末に0-3の判定負けを喫した。WBC世界ミドル級暫定王者で、ミドル級屈指の実力者と評価されるジャーモール・チャーロ(米国)の参謀役は12月の防衛戦を前に「ムラタの轍は踏めない」と語り、大きな教訓としたことを明かしている。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
WBC暫定王者チャーロは12月に防衛戦が決定
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチで村田諒太(帝拳)は、ロブ・ブラント(米国)との2度目の防衛戦で敗れベルトを失った。戦前の予想では王者の圧倒的有利が予想されていたが、結果はフルラウンドの末に0-3の判定負け。WBC世界ミドル級暫定王者で、ミドル級屈指の実力者と評価されるジャーモール・チャーロ(米国)の参謀役は12月の防衛戦を前に「ムラタの轍は踏めない」と語り、大きな教訓としたことを明かしている。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
世界2階級王者のチャーロは12月22日に米ブルックリンでWBC同級5位のウィリー・モンローJr.(米国)との防衛戦に挑むことが決まった。
モンロー戦後には、村田と東京ドームでの対戦計画が暗礁に乗り上げたゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とチャーロとのメガマッチ実現に注目が集まる中、チャーロのトレーナーのロニー・シールズ氏は“村田の悲劇”を教訓とすることを明らかにしているという。
「我々は今、ウィリー・モンローについて心配しなければいけない。先日、ムラタのブラント戦のような轍を踏むわけにはいかない。それはできない。我々は目の前の相手の先のことは考えない」