悲壮ネリに井上尚弥陣営「普通だった」 「死ぬ覚悟」発言&弱点指摘にも「特に印象はない」
真吾トレーナー「ネリはアグレッシブなスタイルなので激しくなる」
ネリは井上について「グレートなボクサーだ」としつつ、「過大評価されていると思う」と強気な言葉も。「俺はメキシカーノ。全てをリングで出して、リングで死ぬ覚悟だ」と悲壮な決意を示していた。
真吾トレーナーによると、井上はすでにスパーを打ち上げ。軽めに動き、微調整していくという。ネリの「厳しい試合になる」という指摘には、「それはどっちも同じ。ネリはアグレッシブなスタイルなので激しくなる。そこで噛み合うのか、サクッといくのか。本番にならないとわかりません」とリングを見据えた。
ネリは現在の体重について「127ポンド(57.60キロ)だ」と説明。ドーピング検査についても「ここまで3回やった。全て陰性。最後は20日前」と明かした。「人生で見たことのない試合を目撃する。リングで流血を見るだろうな」。1990年のマイク・タイソン以来34年ぶりの東京Dボクシング興行を成立させる気概に満ちていた。
○…Amazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第8弾として独占生配信される。井上―ネリ戦のほか、元K-1王者・武居由樹(大橋)がWBO世界バンタム級王者ジェイソン・マロニー(豪州)に世界初挑戦。井上の弟のWBA世界同級王者・拓真(大橋)が同級1位・石田匠(井岡)と2度目の防衛戦を行う。WBA世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は同級3位・桑原拓(大橋)と初防衛戦。同じ興行で世界戦4試合は国内史上最多となる。
(THE ANSWER編集部)