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井上尚弥最強論に“待った” 米記者が持つ興味「全盛期の世界クラスと対戦したら…」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝で、WBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との対戦が決定した。優勝候補の大本命と海外メディア、ブックメーカーで推される井上に対し、最大のライバルと目されていたロドリゲスは同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に判定割れの辛勝。WBSS優勝の楽観論が高まっているが、米ボクシング誌「リング」記者は“待った”をかけている。

WBA王者・井上尚弥【写真:Getty Images】
WBA王者・井上尚弥【写真:Getty Images】

米リング誌記者は圧倒的強さを認めるも「もつれた際にいかに対処するか」に興味

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝で、WBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との対戦が決定した。優勝候補の大本命と海外メディア、ブックメーカーで推される井上に対し、最大のライバルと目されていたロドリゲスは同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に判定割れの辛勝。WBSS優勝の楽観論が高まっているが、米ボクシング誌「リング」記者は“待った”をかけている。

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WBSS初戦で難敵元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をわずか70秒でKOに仕留めた井上。準決勝の対戦相手の決まるオーランドに颯爽と乗り込み、ロドリゲス戦を見届けると、試合後には電撃の“20cmフェイスオフ”が実現した。WBSSがそのシーンを紹介すると話題を呼んだが、視察した試合はよもやの展開となった。

 ライバルはマロニー相手に苦しんだ。優勢だった序盤から急転、終盤は手数が減り、強烈なボディショットを被弾した。フルラウンドを戦い、何とか判定勝ちを収めたロドリゲスのパフォーマンスから、海外メディアやファンの間では「井上1強」の声にさらに拍車がかかっていたが、世界で最も権威ある米リング誌の記者が待ったをかけている。

 読者とのQ&A企画で「オーランドでのカードはすごく楽しめました。これから追い続けるつもりだけど、現時点で118ポンドでナオヤ・イノウエのレベルで戦える人間は誰もいない」という声が届いた。これに対し、ダグ・フィッシャー記者は「あなたがおそらく正しいだろう」と認める一方で、モンスター最強論に“ある興味”を明かしている。

「全盛期を迎えているバンタム級のワールドクラスとイノウエが対戦し、序盤戦以降にもつれた際、モンスターがいかに対処するのか。そこが興味深い」

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