バスケ千葉と「船橋アリーナ」の13年 地元出身・原修太が明かした本音「ジェッツが離れたら…」
原修太が船橋アリーナに抱く特別な思い入れ
来季以降の千葉Jは、船橋市内に新設された「LaLa arena TOKYO-BAY」を舞台に戦う。一方で千葉Jの田村征也社長が、14日にブースターに向けて挨拶したなかで、今後も一部のホームゲームが船橋アリーナで開催予定であることも明かされた。
ただ、この日の他会場の試合結果により、千葉Jがホームで今季のCSを戦う可能性は消滅。「船アリ」を舞台に繰り広げられた激闘は、これで一つの区切りとなるのは間違いないだろう。新設されたアリーナへの期待が高まる一方、原にとってはやはり地元の「船アリ」への思い入れは強く、会見ではこんな胸の内も明かして最後のホームゲームを締め括った。
「せっかく盛り上がってきた地元ではあるんですけども、ジェッツが離れてしまうということで、もう少し、僕もバスケを通して盛り上げていけたら良いなと考えています。ジェッツがいなくなったら……心配になるような場所なので。もちろん、素敵な店もいっぱいありますけど、東京や、関西の方が北習志野までやってくることは、ジェッツがなければなかったことだとも思うんです。そうした流れを切らさないように、ちょっとずつでもやれれば良いかなと思っています。
僕が船橋アリーナでプロとして戦った証が残ってくれるとありがたいと思いますし、言ってもまだ8年ほどしかプレーはしていないんですけど、もう10年ぐらいやれたら、銅像でも立ててもらえれば……。この前、アレン・アイバーソンが立ててもらえた(先日NBAでの現役時代を長く過ごしたアメリカ・フィラデルフィアに銅像が建立)ような、そんな風になったら面白いと思います(笑)」
(荒 大 / Masaru Ara)