村田諒太、まさかの敗戦から一夜明け、今何を思う「こういう試合を続けたら壊れる」
「納得いく形で回りの方々と話をして決めていきたい」
――帰って一番やりたいこと?
「やっぱり家族に会いたいですね。連絡は簡単にだけ。『負けちゃったよ』と。家族で待っているよということでした」
――終わってみて体のダメージは。
「こういうダメージを体に感じるのは初めて。ボクシング人生でも。相当なパンチをもらったんだなと。こういう試合を続けたら壊れるなと……」
――いつごろまでに今後を決めたいというのは?
「それはイメージしていない。なかなかイメージするだけ無駄な話。イメージしたらその通りにいくわけじゃない。納得いく形で回りの方々と話をして決めていきたい」
――負ける相手ではなかったという気持ちは?
「うーん。自分の苦手なタイプでしたし、僕のボクシングを研究して、上手いボクシングをしたし、負ける相手じゃなかったというか、負けたのが結果なので、負ける相手じゃなかったなというのはないですし、自分の実力というか、それがこんなもんだと。昨日の夜はそういう日だった」
――後悔は?
「練習も100%しましたし、過程においてこうしておけばというのはないです。すべてが10年先、10年じゃなくても1年、半年先にああいう経験ができて良かったなと。あの出来事があったからこうなんだと、そういう日にできるように。これからの人生を歩んでいかないといけない」
――流れを変えにくい展開だったが、試合中はどういうことを考えながら?
「流れを変えなきゃいけない。どうやったら変えられるか、それは考えました。やっぱり相手が早くて、打ち終わりを狙われて、ワンツーしかでなくて、単純なパンチになってしまった。読まれてしまった」
(THE ANSWER編集部)