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バスケ新アリーナ「横浜BUNTAI」開業 bjリーグ時代を知る両HCが感慨「ここに戻ってこられた」

横浜BCの歴史を彩ったメンバーでの初陣は「本当に特別なこと」

 一方、この日の対戦相手となった信州にも、かつての横浜BCを知る面々が並ぶ。HCの勝久は立ち上げ当時のAC。さらに現・信州ACの久山智士も、当時は選手として横浜BCを支えた。さらにbjリーグ時代の横浜BCに在籍歴があるウェイン・マーシャルは、今なお現役として活躍し、この試合では17得点・6リバウンドの活躍を見せ、チームの連敗脱出の立役者となった。


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 旧知の面々が集まる場での対決となっただけに、勝久HCは会見で試合を振り返るにあたって、まず「BUNTAIでの一戦」であったことに触れた。

「10年以上前にビー・コルセアーズができ、ここにあったかつての文体で試合をしていました。青木さんや謙治(山田謙治。横浜BCのAC兼アシスタントGM。横浜BCの旗揚げメンバー)、さらにはウェイン(マーシャル)など、元ビーコルのメンバーたちで、たまたま今日、試合ができたことは本当に特別なことでした」

 試合が終わると、青木、勝久の両HCは握手を交わし、特別な一戦だったことを改めて伝え合ったという。2026年に再編が予定されているBリーグにおいて、横浜BUNTAIは新たな最高峰リーグ「B.PREMIER」の基準にも対応している。

 こけら落としこそ敗れた横浜BCだが、シーズン最終節までに、横浜BUNTAIでは4試合の開催が予定され、CS出場が極めて厳しい状況となったチームにとっては、単に巻き返しを図るだけでなく、来季に向けた戦いぶりを示す意味でも、これらの試合の重要度は増していくことだろう。“海賊”たちの新たなストーリーの始まりこそ苦い結果となったが、試合を重ねるごとに大きな歓喜が渦巻くアリーナとなっていくことを祈りたい。

(荒 大 / Masaru Ara)


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