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メジャー初勝利の山本由伸、敵将はお手上げ「本当にタフな球」 2度の満塁も無得点「対戦は難題」

米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手は6日(日本時間7日)、シカゴで行われたカブス戦で今季3試合目の先発マウンドに立ち、5回を3安打無失点で大リーグ初勝利を挙げた。序盤には2イニング続けて満塁のピンチを背負いながら、渡米後の自己最多となる8奪三振を記録する“怪投”に、カブスのクレイグ・カウンセル監督が称賛の声を上げている。

メジャー初勝利を挙げたドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】
メジャー初勝利を挙げたドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

2度の満塁背負うも5回3安打無失点…立ち直った技術を絶賛

 米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手は6日(日本時間7日)、シカゴで行われたカブス戦で今季3試合目の先発マウンドに立ち、5回を3安打無失点で大リーグ初勝利を挙げた。序盤には2イニング続けて満塁のピンチを背負いながら、渡米後の自己最多となる8奪三振を記録する“怪投”に、カブスのクレイグ・カウンセル監督が称賛の声を上げている。


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 山本は初回、先頭から2本の安打と四球で無死満塁のピンチを背負ったが、そこから3者連続三振で切り抜けた。2回も2死満塁から、べリンジャーを空振り三振に仕留め無失点。3回以降はカーブを中心の投球で立ち直り、走者を出さずにイニングを重ねた。

 カウンセル監督は試合後、米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」の番組で山本の投球について称賛の言葉を並べた。

「彼は本当にいい投球をしていた。モレルに対していい変化球を投げていたし、ダンスビー(スワンソン)やブッシュに対して(ストライクゾーンの)ギリギリいっぱいをついてきた。彼を称えなくてはならない。本当にタフな球を投げていた」と、制球力に脱帽した様子だ。

 さらに「優れたオフスピードピッチがあり、全てが揃っている。優れた球種が4つもあるんだ。彼と対戦するのは間違いなく難題になるよ。最初の2イニングは彼にプレッシャーを与えることができたが、残念ながら突破することはできなかった。彼はリズムをつかんでしまった」とし、多くの球種の中からその日使えるボールをかぎわけ、イニングを重ねていく能力を称えていた。

(THE ANSWER編集部)

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