井上尚弥、未だ冷めない“70秒の戦慄” WBSS公式が脚光「スローバック・サーズデイ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦を突破したWBA王者・井上尚弥(大橋)。過去KO負けがなかった難敵フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を撃破した70秒KO劇は世界を震撼させたが、大会公式ツイッターが衝撃の秒殺シーンに再脚光。海外ファンは「もし優勝したらPFP1位もあるのではないか」と興奮が甦っている。
世界に拡散された70秒KO劇、木曜に過去の名場面を振り返る企画で脚光
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦を突破したWBA王者・井上尚弥(大橋)。過去KO負けがなかった難敵フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を撃破した70秒KO劇は世界を震撼させたが、大会公式ツイッターが衝撃の秒殺シーンに再脚光。海外ファンは「もし優勝したらPFP1位もあるのではないか」と興奮が甦っている。
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あの衝撃は10日たっても冷めないようだ。WBSS公式ツイッターは18日に「ナオヤ・イノウエがパヤノ相手にわずか70秒でKO勝ちを決め、バンタム級準決勝へ進出した時をスローバック・サーズデイ。イノウエはロドリゲス―モロニー戦の勝者を待っている」とつづり、井上の秒殺シーンの動画を公開した。
木曜に過去の名場面を振り返るハッシュタグとともにスポットライトを当てた格好だ。返信欄では、海外ファン同士が「パウンド・フォー・パウンド、3位」と言えば、「もし彼が優勝したら1位もあるのではないか」とやり取りをするなど興奮が甦った様子で、盛り上がっていた。
衝撃のKOシーンは世界に拡散された。立ち上がり、パヤノの動きをいなしながら機を伺い、たった一度のワンツーで難敵をキャンバスに沈めた。70秒の秒殺劇は絶賛を浴び、怪物の実力を証明する形となった。
また、リングサイドから捉えた“別アングル”のKOシーンを海外記者が「キャンバスに倒れたパヤノの顔を見よ!」とツイッターで公開すると、「バス何台分の衝撃だよ」「レンガ袋で殴られたようだ」などと海外ファンに大きな話題を呼んだ。
すでに井上は次なる戦いに目を向けている。勝者と準決勝で対戦することになるIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)―同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)の視察のため、渡米した。しかし、モンスターが演じた70秒の戦慄は、大会側のハートも掴んで離さないようだ。
(THE ANSWER編集部)