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村田諒太がベガスを「思い出の地」と語る理由 「感慨がある。色々と思い出しますね」

ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)が米ラスベガスで同級3位ロブ・ブラント(米国)と2度目の防衛戦(日本時間21日午前11時、DAZN独占生中継)に挑む。17日(日本時間18日)は現地で公開練習を行った。デビュー前を過ごした思い出の地での最終調整を終え、村田は感慨をのぞかせた。

デビュー前を過ごした思い出の地での最終調整を終えた村田諒太【写真:編集部】
デビュー前を過ごした思い出の地での最終調整を終えた村田諒太【写真:編集部】

思い出の地で最終調整を行った村田、ラスベガスへの思いを語る

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)が米ラスベガスで同級3位ロブ・ブラント(米国)と2度目の防衛戦(日本時間21日午前11時、DAZN独占生中継)に挑む。17日(日本時間18日)は現地で公開練習を行った。デビュー前を過ごした思い出の地での最終調整を終え、村田は感慨をのぞかせた。

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 トップランクジムは、ド派手なイメージの巨大なカジノホテル群からほど近いが、ジム自体は2つのリングにサンドバックがいくつかつるされた実に簡素な、まるで倉庫のような造り。この殺風景なジムこそ、村田がデビュー前から試合のたびに訪れ、汗を流してきた思い出の場所だ。

「トップランクのジムに戻ってきて、デビュー前にここで練習していて、夢に描いていたことの一つとしてあったこと。それが実現できたことはうれしく思います。感慨がありますね。色々と思い出されるものがあります」

 5年前に描いていた夢が現実となった。昨年、チャンピオンベルトを獲得してから訪れるのは初めて。ベガスの舞台でメーンイベントを務めることに感慨深い思いはひとしおだった。

 ラスベガスの舞台に上がるからには、自覚がある。非常に順調な調整を積んできた。体重もリミットまでわずか。「明日計量と言われても落とせるくらい。順調です」と強調する。「ご飯が食べたいですね。白いご飯食べたい。日本人として行きつくところはそこですね。(計量後に)何を食べて元気になろうかと思った時に思いつくのが白米ですね」と笑いながら話すほど、状態のいい証拠だ。

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