井上尚弥は世界的な名声を勝ち取れる!? 英記者断言「WBSSはスターを生み出す」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦を70秒で突破したWBA王者・井上尚弥(大橋)。英国人記者は難敵フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を一蹴した井上について、「偉大なファイター」と絶賛。第1回WBSSクルーザー級大会で優勝し、統一王者となったウクライナの重戦車はワールドクラスのスターになったが、「同じことが起こる」と予言している。
英記者がWBSSの価値を強調
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦を70秒で突破したWBA王者・井上尚弥(大橋)。英国人記者は難敵フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を一蹴した井上について、「偉大なファイター」と絶賛。第1回WBSSクルーザー級大会で優勝し、統一王者となったウクライナの重戦車はワールドクラスのスターになったが、「同じことが起こる」と予言している。
全世界120カ国で中継された戦慄の70秒――。異名通りの強さを見せつけた「The Monster」は世界中で信奉者を増殖させている。
その中の1人が英ボクシング専門サイト「ブリティッシュ・ボクサーズ」などで執筆するハイデン・ウィリアムズ記者だった。
「WBSSバンタム級大会は最高のトーナメントとなるポテンシャルを示している。何人かの偉大なファイターが参戦している。ナオヤ・イノウエの存在もあり、この大会にはスーパースターを生みだすポテンシャルがある。去年のウシクと同様なことが起こるだろう」
自身のツイッターでこう評価している。例に挙げたのはクルーザー級世界統一王者となったオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)だ。WBSSで優勝したことで大ブレイク。英国でも一気に知名度を高め、ボクシング界で最も権威を持つ米リング誌のパウンド・フォー・パウンドでは井上よりも1つ上の5位につけている。
バンタム級大会の大本命に推される井上。数百万ドルという高額賞金と共に、世界的な知名度もつかめるか。スターダムにのし上がる、またとないチャンスを迎えているようだ。
(THE ANSWER編集部)