ネリの直接謝罪に“神対応” 過去を水に流した山中慎介に感動の声「神すぎるだろ」「涙出る」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が6日、都内で会見し、5月6日に東京ドームで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦を行うとついに正式発表した。過去の騒動で無期限資格停止処分を受けていた“悪童”との歴史的一戦。ネリはこの日の会見場にいた山中慎介氏のもとを訪れ、握手で“和解”するシーンがあった。その際の山中氏の対応に、ネット上のファンからは「神の左の持ち主はやはり神」「聖人すぎる」といった感動の声が上がっている。
「5.6」東京Dの井上尚弥VSネリを正式発表、Amazon プライム・ビデオで独占生配信
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が6日、都内で会見し、5月6日に東京ドームで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦を行うとついに正式発表した。過去の騒動で無期限資格停止処分を受けていた“悪童”との歴史的一戦。ネリはこの日の会見場にいた山中慎介氏のもとを訪れ、握手で“和解”するシーンがあった。その際の山中氏の対応に、ネット上のファンからは「神の左の持ち主はやはり神」「聖人すぎる」といった感動の声が上がっている。
因縁の相手と6年の時を経て再会。謝罪を大きな心で受け入れた。会見後、ネリは会場にいた山中氏のもとを訪れ「今回は絶対に間違わない。申し訳なかった」「俺の間違いでキャリアを終わらせてしまって申し訳ない」と過去の騒動を直接謝罪。握手した山中氏は「今は私の方が重いですから」と冗談で返していた。柔らかい笑顔も作り、握手をしていた。
この山中氏の対応にネット上の日本人ファンは感動。X上では「山中さん神すぎるだろ」「さすが漢 なんか涙出てくるわ」「山中さん神対応ですね」「冗談で言えちゃう器量の大きさ!ネリも救われたろうね」「いくらなんでも聖人すぎる」「器デカすぎる」「神の左の持ち主はやはり神でしたね」「さすが、左腕に神を宿すお方」といった声が上がっている。
ネリは2017年8月、WBC世界バンタム級王者だった山中氏に挑戦。4回KO勝ちで王者になったが、その後の薬物検査で陽性反応が出た。18年3月の再戦では前日計量で2.3キロの大幅な体重超過。再計量も1.3キロオーバーで王座剥奪されたが、強行された試合で2回TKO勝ち。日本ボクシングコミッション(JBC)から国内のライセンス無期限停止処分を受けた。
日本のみならず、海外からも批判を受けたネリ。今年2月、陣営はJBCに謝罪と資格回復を求める書面を提出。慎重に判断された結果、規定に基づき、処分が解除されたことで、井上戦が実現した。山中氏はネリが現在は60キロちょうどと聞くと「ちゃんと節制しているんでしょ。良い試合を期待しています」とエールを送った。ネリも「凄く神経を使っています。管理をはじめて2か月」と説明。最後は山中氏がネリの肩をポンポンと叩いてその場を離れている。
(THE ANSWER編集部)