米大リーグの開幕が約1か月後に迫り、大谷翔平投手が移籍したドジャースが本拠地を置くロサンゼルスでは球場を離れた街中にも様々な“名所”が登場しているようだ。酒屋の壁面に大きく描かれた大谷の壁画に、ファンの注目が集まっている。

　大谷の真剣な表情が凛々しい。壁画はロサンゼルス郊外にあるリカーショップに登場した。横長の壁一面を使って描かれたのは大谷とムーキー・ベッツ外野手。打線で1、2番コンビを組むとみられる2人には今季、チームの浮沈がかかる。

　ロサンゼルスを拠点にアーティスト、壁画家、イラストレーターとして活動するアレックス・アリ・ゴンザレス氏は、自身のインスタグラムで制作が最終段階に入った壁画を動画で公開。「ショウヘイ・オオタニとムーキー・ベッツの新しいドジャース壁画　カリフォルニア州バーバンクの上に　雨が止むのを待って仕上げ」とつづった。

　これには米国のファンから「見に行くのが楽しみ。いつだって最高だよ」「素晴らしい」「この壁画の住所は？」と興味津々のコメントが寄せられている。

　昨年12月、大谷がドジャースと10年7億ドル（約1014億円＝当時）という史上最高額で契約した直後にも、ロサンゼルス周辺では大谷をモチーフとしたアートや壁画が何点も制作された。シーズン中に周囲の期待に応える活躍をできれば、さらに町中に大谷が現れるのかもしれない。