故コービー・ブライアント氏を称える銅像の除幕式が行われた

　米プロバスケットボール（NBA）レイカーズの八村塁は8日（日本時間9日）、本拠地ナゲッツ戦に先発し、37分31秒に出場。2得点4リバウンド1ブロックを記録し、チームは106-114で敗れた。試合前には2020年に不慮の事故で亡くなったコービー・ブライアント氏を称える銅像の除幕式が行われた。レイカーズの選手はお揃いの“コービー仕様”Tシャツとユニホームを着用。八村も「オーマイガー！」と興奮した特製デザインの映像が公開されると、「これはイケてる!!」「史上最高のユニホームかも」と絶賛する声が上がっている。

　ロッカーにかけられた特製ユニホームを見つけると、八村は「オーマイガー！」と目を輝かせた。ブラックマンバ（毒蛇）の異名をとったブライアント氏をモチーフにした黒のユニホーム。レイカーズ伝統のパープル＆ゴールドもさりげなく取り入れられている。手に取った八村は「フォー！」と叫び、興奮を隠さなかった。

　ユニホームだけでなく、ロッカーにはブラックマンバのロゴが入ったお揃いのTシャツも。背中には「BRYANT 24」と記されている。選手たちのリアクションを収めた動画をレイカーズ公式Xが公開。「自分のマンバユニホームを初めて見たとき」と文面に添えた。海外ファンからは感動のコメントが集まっている。

「これはイケてる!!」
「史上最高のユニホームかもしれない」
「ルイ大好き」
「買わなきゃ」
「リーグ最高のユニ」
「レイカーズはとてもお洒落だ」
「このチーム大好き」
「ルイは本物のレイカーズの一員。彼のリアクション大好き」
「ずっとこれにしよう！」
「このウォームアップ用のシャツがアツい」

　ブライアント氏は2016年に引退するまで20年間レイカーズ一筋を貫いたレジェンド。NBA史上4位の3万3643得点、2度のNBAファイナルMVPなど輝かしい実績を誇る。2020年1月にヘリコプター事故で死去。この日の試合前には、功績を称える高さ19フィート（約5.8メートル）の銅像の除幕式が行われた。

　この日26歳の誕生日を迎えた八村は2得点4リバウンド1ブロックに終わり、チームも敗戦。個人としてもレイカーズとしても記念すべき日を勝利で飾ることはできなかった。