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ボクシング穴口一輝選手の死去、所属ジム追悼「悔やみきれない」「永遠にかけがえのない選手」

ボクシングのバンタム級で活躍した穴口一輝選手(真正)が2日、死去した。昨年12月に当時日本バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)と対戦し、ダウン4度を喫する0-3の判定負け。試合後に救急搬送され、右硬膜下血腫により緊急の開頭手術を受けた。意識不明のまま都内の病院に入院して1か月強。23歳で帰らぬ人となった。真正ジムは3日に公式SNSで報告。「穴口、今までありがとう。そして、よく頑張った」と追悼した。

穴口一輝選手【写真:荒川祐史】
穴口一輝選手【写真:荒川祐史】

穴口さんを追悼

 ボクシングのバンタム級で活躍した穴口一輝選手(真正)が2日、死去した。昨年12月に当時日本バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)と対戦し、ダウン4度を喫する0-3の判定負け。試合後に救急搬送され、右硬膜下血腫により緊急の開頭手術を受けた。意識不明のまま都内の病院に入院して1か月強。23歳で帰らぬ人となった。真正ジムは3日に公式SNSで報告。「穴口、今までありがとう。そして、よく頑張った」と追悼した。

 同ジムは公式インスタグラムで「昨夜2月2日、午後5時38分に当ジム所属選手である穴口一輝(享年23歳)が、都内病院で亡くなりました」と報告。関係者、ファンに向けて「この様な辛いお知らせを申し上げることになり、あまりに早すぎる別れにジム関係者、所属選手らは悲しみと苦しみで呆然としております」とつづった。

「穴口の意識回復を哀願していた最中での訃報に所属選手やジム関係者は未だ戸惑いの中にあり、この事態を到底受け入れられる状態ではなく悔やみきれない思いであります。ですが、穴口一輝は真正ジムにとって、永遠にかけがえのない大切な選手であることに変わりありません。これからもその存在に寄り添っていく所存でございます」

 こうも記した投稿では、報道に対する願いも。「穴口の家族にはまだ幼い子供もおりますので、マスコミの皆様におかれましては、ご家族、ご親族、そして対戦相手である堤選手に対しましても、心痛な思いにご配慮をいただき過度な取材や、憶測による中傷記事掲載などはどうかご遠慮ください」と訴えた。

「真正ジムはこれから先も、穴口一輝の魂と共に、前を向き精一杯頑張っていきます」とも記され、最後は「穴口、今までありがとう。そして、よく頑張った」と締めくくられていた。

(THE ANSWER編集部)


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