井上尚弥、挑戦者パヤノは下馬評不利も自信「専門家が間違っていると証明するだけ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)のバンタム級トーナメント1回戦でWBA同級王者・井上尚弥(大橋)に挑戦する元WBA世界スーパー王者のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)が2日、公開練習を行った。米メディアの取材に対し、「俺を倒すには俺を殺すしかないだろう」とタフさを強調している。
米誌の取材で不敵な意気込み「倒れることはない」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)のバンタム級トーナメント1回戦でWBA同級王者・井上尚弥(大橋)に挑戦する元WBA世界スーパー王者のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)が2日、公開練習を行った。米メディアの取材に対し、「俺を倒すには俺を殺すしかないだろう」とタフさを強調している。
決戦まで5日を切った。都内のジムで公開練習を行ったパヤノ。百戦錬磨の34歳は、“モンスター”井上の強打にも臆してはいないようだ。米専門誌「リング」は「フアン・カルロス・パヤノ:イノウエのパンチが強いからって倒れることはない 俺を倒すには俺を殺すしかないだろう」とパヤノの意気込みを見出しに、強気な姿勢を伝えている。
戦前の評価は井上が圧倒的。モンスターの準決勝進出が濃厚とみられる中でもパヤノは不敵だった。記事によると、質問者からの「かませ犬扱いをどう思うか?」というストレートな問いかけにはこう返している。
「気にしてはいない。以前にも評価が低いことが何度もあった。専門家達が間違っていると証明し続けるだけだ。自分ができる事をやる。それが戦いだ。12ラウンドを戦うよ。イノウエのパンチが強いからって倒れることはない。俺を倒すには俺を殺すしかないだろうね」