メドベージェワ、シーズン初戦に充実感 前髪ありの新ヘアにも言及「私は女の子よ」
今季から拠点をカナダに移した平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)がカナダ・オークビルで行われたオータム・クラシックで今季初戦を迎えた。ショートプログラムでは70.98点で首位発進。フリーでは転倒もあり、合計204.89点でブレイディ・テネル(米国)に次いで2位。心機一転のシーズンでまずは上々のスタートを切った。
新天地での初戦はフリーで転倒し2位
今季から拠点をカナダに移した平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)がカナダ・オークビルで行われたオータム・クラシックで今季初戦を迎えた。ショートプログラムでは70.98点で首位発進。フリーでは転倒もあり、合計204.89点でブレイディ・テネル(米国)に次いで2位。心機一転のシーズンでまずは上々のスタートを切った。
20日(日本時間21日)のSPでメドベージェワは前髪をおろし、ジャズナンバーを色っぽく演じた。新しい髪型についてはロシアメディア「sports.ru」のインタビューに「ただそうしたかったからそうしたの。私は女の子よ。前髪が欲しいの」と答えており、「とても新鮮な気分」と表情を緩めた。
また同メディアによると、メドベージェワはSPの前に衣装のスカートが重く感じられ、軽くするためにチームオーサーのトレイシー・ウイルソン氏にロッカールームでスカートをハサミで少し切り取ってもらったドタバタのエピソードも披露している。
21日(同22日)のフリーでは真っ赤な衣装でヨーヨー・マの曲とリベルタンゴを合わせたプログラムを披露。冒頭で3回転ルッツを跳ぶなど見事な演技を見せていたが、最後のジャンプとなった3回転ループで転倒、演技終了後には「あともう少し」というジェスチャーを2度もつくり悔しさをにじませた。