セリーナ暴言、ラモス主審は「厳格だが公正」 関係者証言「選手を公平に扱っている」
ラモス氏は「彼はこの件に関して世界最高の1人。全てにおいて正しい」
逆上するセリーナはスタンドの観衆を味方に付けながら、主審に悪態をついたが、ラモス氏は異様なプレッシャーにも動じず毅然とした態度を貫いていた。
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記事では、モリッシー氏は「全ての人がと同じように彼も失敗する時もあるが、テニスに関して総合的にポジティブな経歴の持ち主を探すなら、カルロスがそうなんだ」とラモス氏の審判としての素養にお墨付きを与えている。
同じくITFのフランチェスカ・リッチ・ビティ元会長もラモス主審を高く評価しているという。
記事では「彼はこの件に関して世界最高の1人です。経験深く、資格を持ち、全てにおいて正しい。彼を性差別者と断じるのは正しいことではない」として、セリーナらの主張に苦言を呈している。
記事によると、1993年からトップレベルの公式戦をさばいているポルトガル人審判には、選手からも好意的な意見が上がっている。男子シングルス世界ランク20位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)もその一人だ。
「彼に関するトラブルは何も思い出せない。それは自分には何の問題もこれまでなかったという意味だ。自分が言えることはそういうこと。人はポジティブなことよりも、不満なことやネガティブなことを覚えているものだ。そんな状況を覚えていないということは、自分は彼と全く問題がないということだ」
未だ尾を引くセリーナ騒動。日を重ねるごとに、ラモス主審の評価が高まっているようだ。
(THE ANSWER編集部)