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フィギュア五輪女王が引退危機と海外報道 19歳シェルバコワは「伝染性単核球症の後遺症が続く」

フィギュアスケートの2022年北京五輪女子シングル金メダルのアンナ・シェルバコワ(ロシア)が、引退危機に立たされている。欧州メディアが「理由は伝染性単核球症。すぐに回復したものの、発熱の後遺症が続いている」などと報じた。

アンナ・シェルバコワ【写真:Getty Images】
アンナ・シェルバコワ【写真:Getty Images】

2022年北京五輪金メダルのシェルバコワの近況を欧州報道

 フィギュアスケートの2022年北京五輪女子シングル金メダルのアンナ・シェルバコワ(ロシア)が、引退危機に立たされている。欧州メディアが「理由は伝染性単核球症。すぐに回復したものの、発熱の後遺症が続いている」などと報じた。


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 ドイツ大衆紙「ビルト」は「現役引退の危機 19歳のフィギュアプリンセスを巡る悲劇の出来事」と見出しを打って報道。経歴を紹介した上で「そのキャリアが終わりを迎えるかもしれない」と伝えた。「理由は伝染性単核球症だ。シェルバコワは7月半ばにこの感染症を罹患。感染症からはすぐに回復したものの、発熱の後遺症が続いている」と続けた。

 同紙はロシアメディアを引用し、「識者たちもシェルバコワが競技復帰を果たすとはみなしていない。最近のシェルバコワはアイスショーのみに出ている」と説明。ロシアメディア「Sport24」では、2012年世界選手権銀メダリストのアリョーナ・レオノワ氏が「彼女をもう一度試合で見ることはないと思う」と語り、元世界女王のマリア・ブッテルスカヤ氏も「アンナが再に競技に戻ってくる可能性は低い」としているという。

 同紙は「シェルバコワ自身、数日前のメディア対応でキャリア変更の可能性を口にしている」と指摘。「人生の全てを練習と試合に捧げてきた。だから、何か新しいことへの挑戦にももちろん興味がある」と語ったという。

 母国のウクライナ侵攻によりロシア勢は国際大会出場が禁止されている状況。各選手の戦いの場は国内大会に限られている。シェルバコワはROCとして北京五輪に出場し、17歳で女子シングルを制した。同紙は「一つの可能性としては、コーチ転身が考えられる。しかし、そうなればフィギュアにとっては大きすぎる損失だ……」と伝えた。

(THE ANSWER編集部)



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