井上尚弥、英国スーパー王者がWBSSのV決戦に“指名”「決勝は俺とイノウエになる」
ボクシングの3階級制覇王者・井上尚弥(大橋)は10月に開幕する階級別賞金トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で優勝の大本命に挙げられているが、大会に出場する有力候補は「決勝は俺とイノウエになるだろう」と予想している。米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース.com」が伝えている。
優勝を争うバーネットが決勝でVS井上を予想
ボクシングの3階級制覇王者・井上尚弥(大橋)は10月に開幕する階級別賞金トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で優勝の大本命に挙げられているが、大会に出場する有力候補は「決勝は俺とイノウエになるだろう」と予想している。米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース.com」が伝えている。
歴戦の英国スーパー王者が井上の頂上決戦をもくろんでいる。その男は、WBAバンタム級スーパー王者ライアン・バーネット(英国)だ。井上とともにシードされたバーネットは7月に行われた抽選会で初戦の相手に元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)を指名。記事では、まず1回戦屈指の好カードについて語っている。
「自分が思うに、良い対戦相手を選べば、自分自身もより良くなれる。自分がファーストピックだったので、誰でも選ぶことができる立場だった」と語ったバーネットは「ノニト・ドネアは素晴らしいファイターであり、俺の全力を引き出してくれる相手だろう。それこそ俺が必要としていることなんだ。(トレーナーの)アダム(・ブース)と話をした上で、ノニトを選ぶことに意味があると思ったんだ」と敢えて強敵を選んだ理由を明かしたという。
抽選会後には2人は夫人、パートナーを交え、4人で晩餐を共にしたことをドネアがSNSで公開。一流ファイターらしい振る舞いは世界のファンから称賛され、話題を呼んだ。