なぜジョコは錦織に強いのか 本人が語る13連勝の要因「僕を油断ない状態にさせる」
準決勝は最大級の警戒「ノッている時はトップ5級、タフな一戦になる」
「フットワークが素晴らしい。最近ではウィンブルドンで戦ったけど最初の1、2セットはタフだった。3セット、4セットは僕が良い試合運びをできたと感じているし、自分のものにできた。ただ、これまでも違う大会で何度も対戦しているし、彼はここ(全米オープン)でのプレーを気に入っているだろうね、間違いなく」
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こう語ったジョコビッチは錦織がマリン・チリッチ(クロアチア)を下した準々決勝も印象的だったといい、「彼はとても規律のとれた選手だし、一生懸命だ。才能もある。素晴らしいチームもついているし、良い取り組みができている」と称賛。さらに運命のセミファイナルについても警戒心を強めている。
「彼がノッている時は、間違いなくトップ5、トップ10級の選手だ。大きな大会で優勝したり、グランドスラムの決勝に進むのはなんら疑問ではない。僕自身、タフな一戦になると予想しているよ」
13連勝を飾っていながら、ジョコビッチに慢心は少しもない。隙を見せない元世界NO1を相手に錦織はファイナルをかけた運命の決戦に挑む。
(THE ANSWER編集部)