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“ジャパンパワー”錦織&大坂を伊紙特集 ナオミ語録に脚光、錦織には「拍手すべき」

テニスの全米オープンは5日(日本時間6日)、シングルス準々決勝が行われ、男子では世界ランク19位の錦織圭(日清食品)が同7位のマリン・チリッチ(クロアチア)に2-6、6-4、7-6、4-6、6-4で勝利。女子も同19位の大坂なおみ(日清食品)が同36位のレシア・ツレンコ(ウクライナ)を6-1、6-1で破った。日本テニス史上初となる4大大会でのアベック4強入り。1995年のウィンブルドンで伊達公子と松岡修造が記録していたベスト8同時進出という記録を塗り替える偉業に、イタリアメディアも「ジャパンパワー」と称賛している。

日本テニス史上初となる4大大会でのアベック4強入りを果たした錦織圭と大坂なおみ【写真:Getty Images】
日本テニス史上初となる4大大会でのアベック4強入りを果たした錦織圭と大坂なおみ【写真:Getty Images】

史上初の快挙成し遂げた両選手を伊紙が特集

 テニスの全米オープンは5日(日本時間6日)シングルス準々決勝が行われ、男子では世界ランク19位の錦織圭(日清食品)が同7位のマリン・チリッチ(クロアチア)に2-6、6-4、7-6、4-6、6-4で勝利。女子も同19位の大坂なおみ(日清食品)が同36位のレシア・ツレンコ(ウクライナ)を6-1、6-1で破った。日本テニス史上初となる4大大会でのアベック4強入り。1995年ウィンブルドンの伊達公子と松岡修造のベスト8同時進出という記録を塗り替える偉業に、イタリアメディアも「ジャパンパワー」と称賛している。

「ジャパンパワー オオサカとニシコリが準決勝」と報じたのはイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」だった。

 1時間足らずでツレンコを撃破した大坂について、記事では「ナオミは20歳。思春期に米国にやってきた。日本語はよく理解しているが、完璧な英語を話す。大会で残っている選手で最年少」と紹介。そして、過去の大会でシャラポワ、ハレプら実力者を次々に倒していた実力を取り上げながら、「ウィットに富んでいる」と観衆を魅了する天真爛漫なインタビューにも注目している。

「今日の一番の誇り? ラケットを壊さなかったこと。自分の中では、凄く恐怖を感じていた。コートに入る前に震えていたの」という試合後のコメントを紹介。歴史的な熱波で選手は疲弊しているが、「私は汗をかくのが好き。フロリダに住んでいるから、慣れているの」とどこ吹く風だった様子も伝えている。

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