大谷翔平、新人王獲得の条件は? 米記者が議論「100年ぶりに現れた野球選手だ」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、敵地アストロズ戦に先発。3回途中2失点で88日ぶりの復帰登板を終えた。初回には復帰後初三振を奪取。あまりのキレ味に打者も反応できなかった“鋭利スライダー”をMLB公式ツイッターも動画付きで速報し、米ファンに興奮を呼んだ。二刀流が復活し、米メディアは新人王レースに脚光。大谷の獲得条件の一つとして、ある記者は「残りシーズンで30イニング、防御率3.00以下」を挙げている。
復帰登板の二刀流、ヤンキース勢と争う新人王レースをESPNが展望
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、敵地アストロズ戦に先発。3回途中2失点で88日ぶりの復帰登板を終えた。初回には復帰後初三振を奪取。あまりのキレ味に打者も反応できなかった“鋭利スライダー”をMLB公式ツイッターも動画付きで速報し、米ファンに興奮を呼んだ。二刀流が復活し、米メディアは新人王レースに脚光。大谷の獲得条件の一つとして、ある記者は「残りシーズンで30イニング、防御率3.00以下」を挙げている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
二刀流が再び、米国に興奮をもたらした。初回2死一、二塁、大谷は5番ホワイトに対し、フルカウントから鋭利に曲がるスライダーで見逃し三振を奪取。復帰後初Kの瞬間をMLB公式ツイッターも「ショウヘイの三振が帰ってきた」と動画付きで速報し、米ファンに興奮をもたらすなど、存在感を見せつけたが、米メディアは大谷の賞レースにスポットライトを当てている。
米スポーツ専門局「ESPN」は「ショウヘイ・オオタニの1年目のシーズンと未来」を見出しを打って特集。同局の記者3人が大谷の新人王獲得について、この試合前に議論を交わしている。大谷とともに候補に挙がっているのは、ヤンキースで23発を放つミゲル・アンドゥハー、同22発のグレイバー・トーレスだ。
まず、ドリトル記者は「大谷はアメリカンリーグトップのルーキー。トーレスやアンドゥハーを超える余地はある」と大谷を最上位の評価。また、シェーンフィールド記者も「100年ぶりに現れた野球選手が大谷だ。彼は7月初め以来、投げていなかったが、アンドゥハー、トーレスより総合力では上回る。打席に立つのは少ないが、(この試合前まで投手として)49イニングと3分の1はハイレベルだ」と投打にわたる活躍ぶりを評価している。
一方、ミラー記者のみ「2番手という評価」と言及。「少しだけトーレスに劣るかもしれない。バッターとピッチャーを同時にこなすことは信じられないしユニークだ」としながら「トーレスのオフェンス力は素晴らしい」と名門ヤンキースの主軸として活躍する21歳の能力を買っている。