井上尚弥に衝撃KO負け、脳が錯乱「俺はどこにいるのか…」マロニーは「あんな経験一度もないよ」
「人生であんな風に打たれたことは一度もない」
「ボクシングのリングであのようなパワーを感じたことはなかった」というマロニーは続ける。
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「左フックでの最初のダウンは私がダブルジャブを繰り出しているときだった。めちゃくちゃダメージを食らったわけじゃなかった。過度にパワフルなショットではなかった。完璧なタイミングだったからあのショットは見えなかった。そこまでダメージを食らっていなかったから、カウント3の前に立ち上がった。まだ足はふらついてなかったし、全ての機能がまだしっかりしていた。でも、信じられなかったのはあのスピードとタイミングだ」
さらに「最後のダウンでは、まだ意識はあったが自分がどこにいるか分からなかった。人生であんな風に打たれたことは一度もなかった」とボクシング人生で経験のない瞬間だったことを打ち明けた。
「私が右を繰り出そうとしたときにジャブの上から彼が出してきたパンチのタイミングは申し分がなかった。あれ以上はあり得ない。人生であれ以上のショットを受けることはないだろう。自分がどこにいるか分からなかった。人生であんな風に打たれたことは一度もなかった。あれ以上に大きなショットはない。そこで気付くんだ、ああ、あのパワーは本物だとね」
マロニーは「彼は無慈悲だ。当たる、ダメージを与えられると彼が考えたら、あるいは相手に弱点があると感じたら、彼は無慈悲に全てをかけてくる。そのとき、彼のパワーは本物になる。異常だよ」と終始一貫、井上の強さを称えた。
(THE ANSWER編集部)