サッカーU－20W杯アルゼンチン大会

　現地時間20日に開幕したサッカーのU-20W杯アルゼンチン大会が開幕し、U-20日本代表は21日（日本時間22日）に行われたグループリーグ初戦でセネガルに1-0で勝ち、白星発進した。試合後にはスタンドで日本人サポーター有志がゴミ拾いをする様子を地元紙が報道。インスタグラムで動画を公開すると、海外ファンから「なんてお手本」「こういう善行を真似しよう」といった称賛の声が寄せられている。

【特集】初代金メダリストが次世代に繋ぐサポートの輪「夢を持ってくれたら」　/　スケートボード・堀米雄斗選手インタビュー（GROWINGへ）

　協力の輪が広がった。試合後の客席に集まった日本サポーター。日本代表のユニホームを着た男女がゴミを拾い上げてビニール袋に入れている。レプリカシャツを着た子供たちも参加。日本人だけでなく、地元のアルゼンチン人と見られる男女も客席を歩きながらゴミを拾っている。それぞれがエリアを広げ、袋一杯のゴミを集めた。

　アルゼンチン紙「オーレ」の公式インスタグラムは動画を公開。「ワールドカップでは当たり前になった習慣　今度はアルゼンチンで　日本のファンはU－20チームがセネガルに1-0で勝利した後、スタジアム清掃した」とつづった。

　海外ファンからは「だからこそ、世界で最高の国なんだ」「いつも、これをやっている。これを撮影しているのは、そういうフリを売っているんじゃない。現実なんだ」「僕らとは何万光年と離れている」「なんてお手本なんだ、全員がコピーすべきだ」「みんな、学びなよ」「僕らは、こういう善行を真似しよう、悪行じゃなくてね」「これを教育、良質な文化と呼ぶんだ。私たちは日本から光年レベルで遅れている」など、またもW杯の舞台で繰り広げられた光景を称賛している。