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42歳リゴンドー、70秒KOの3年ぶり勝利に日本人感慨「これまでの苦労考えると嬉しい」

ボクシングの元世界2階級制覇王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が24日(日本時間25日)、米フロリダ州ハイアリアで3年ぶりの勝利を飾った。昨年2月に2連敗した後、圧力鍋の爆発事故で右目の視力を80%を喪失。以降は回復し、ヘスス・マルティネス(コロンビア)に初回KO勝ちを飾った。日本人ファンは「視力戻ったのかな」「人生壮絶」と注目している。

ギジェルモ・リゴンドー【写真:Getty Images】
ギジェルモ・リゴンドー【写真:Getty Images】

リゴンドーが1年ぶり再起戦で勝利

 ボクシングの元世界2階級制覇王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が24日(日本時間25日)、米フロリダ州ハイアリアで3年ぶりの勝利を飾った。昨年2月に2連敗した後、圧力鍋の爆発事故で右目の視力を80%を喪失。以降は回復し、ヘスス・マルティネス(コロンビア)に初回KO勝ちを飾った。日本人ファンは「視力戻ったのかな」「人生壮絶」と注目している。


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 42歳のリゴンドーが前に出た。バンタム級ノンタイトル10回戦。開始からプレッシャーをかけ、手数を増やす。わずか20秒ほどでダウンを奪った。再開後も相手を後退させ、最後はワンツーが炸裂。約70秒で決着した。

 マルティネスは33勝(16KO)18敗1分けの42歳。リゴンドーは再起戦だっただけに、強いとは言えない相手だったが、大事な復帰を飾った。ツイッター上の日本人ファンからは「これまでの苦労考えると嬉しい」「勝ったみたいでよかった」「視力戻ったのかな」「試合出来るまで復活したの凄いな」「リゴンドー復活とか感動的だなぁ。この人の人生ほんと壮絶」と感慨にふける様子のコメントが上がった。

 巧みなアウトボクシングスタイルやカウンターなどを駆使し、スーパーバンタム級で一時代を築いたリゴンドー。2021年8月のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)戦で判定負けを喫すると、昨年2月にもビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に8回にダウンを奪われ、判定で痛い連敗を喫した。

 さらに同3月に調理中だった圧力鍋の爆発事故で右目の視力を80%喪失。リハビリを乗り越え、リングに立った。最後の勝利は2020年2月8日だった。

(THE ANSWER編集部)

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