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フルトンに敗れた元2団体王者、井上尚弥の有利予想「前に立ち続ければ痛めつけられる」

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は先月、4つのベルトを返上してスーパーバンタム級に転向することを発表。米メディアでは、WBC&WBO世界同級統一王者スティーブン・フルトン(米国)との対戦の可能性が報じられている。元WBA・WBC同級王者でフルトンと対戦経験があるブランドン・フィゲロア(米国)は2人が拳を交えた時の展開を予想。「イノウエの前に立ち続けたら傷めつけられると思う」とし、井上に分があると見ている。

井上尚弥【写真:浜田洋平】
井上尚弥【写真:浜田洋平】

米専門メディアのYouTubeで予想公開

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は先月、4つのベルトを返上してスーパーバンタム級に転向することを発表。米メディアでは、WBC&WBO世界同級統一王者スティーブン・フルトン(米国)との対戦の可能性が報じられている。元WBA・WBC同級王者でフルトンと対戦経験があるブランドン・フィゲロア(米国)は2人が拳を交えた時の展開を予想。「イノウエの前に立ち続けたら傷めつけられると思う」とし、井上に分があると見ている。


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 2019年4月にWBAスーパーバンタム級のベルトを獲得したフィゲロア。2021年5月には当時WBC同級王者だった“悪童”ルイス・ネリ(メキシコ)を破って2団体王座の統一を果たした。しかし、同年11月にWBO同級王者だったフルトンに判定で敗れて王座から陥落。その後は2022年に飲酒運転で逮捕されたが、昨年7月にフェザー級に階級を上げて再起戦を飾り、3月4日に米カリフォルニア州で行われるWBC同級暫定王座決定戦でマーク・マグサヨ(フィリピン)と対戦する。

 スーパーバンタム級に階級を上げた井上の標的王者となっているフルトンをよく知るフィゲロア。米専門メディア「ファイトハイプ」公式YouTubeに登場すると、井上を「リング上で自分が何をしているのかしっかりと理解している。フルトンを倒せるだけの力を持っている」と評価。一方で「フルトンは高い技術があってとても賢い。素晴らしい試合になるだろうね」と好勝負を予測している。

 それを踏まえ、試合展開を予想。「フルトンがアウトボクシング出来れば大きなチャンスがあると思うけど、イノウエの前に立ち続けたら傷めつけられると思う」とし、接近戦では井上有利のジャッジを下している。

(THE ANSWER編集部)




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