世界水泳まで150日 日本代表が小学生47人に届けた熱意「“好き”が何より大切です」
7月14日に開幕する世界水泳福岡大会の150日前イベントが11日、東京・辰巳国際水泳場で行われた。競泳の五輪3大会連続メダリスト・松田丈志氏、東京五輪代表の塩浦慎理(イトマン東進)、元日本代表の石橋千彰氏が参加。ゲスト講師として2時間、小学生47人と交流し、熱意を持って水泳の魅力を伝えた。
世界水泳福岡大会の150日前イベント
7月14日に開幕する世界水泳福岡大会の150日前イベントが11日、東京・辰巳国際水泳場で行われた。競泳の五輪3大会連続メダリスト・松田丈志氏、東京五輪代表の塩浦慎理(イトマン東進)、元日本代表の石橋千彰氏が参加。ゲスト講師として2時間、小学生47人と交流し、熱意を持って水泳の魅力を伝えた。
世界水泳が福岡で開催されるのは2001年以来。この日は「EVERYONE MEETS THE FUTURE in 東京」と題し、開幕150日前とチケット販売開始を記念してイベントが行われ、トップアスリートと全国から一般応募で集まった子どもたちが交流した。
松田氏は世界水泳で3つのメダルを獲得。50メートル自由形の日本記録を持つ塩浦もこれまで4大会連続出場を果たした。トークセッションの最初のテーマは「世界水泳の思い出」。松田氏は01年大会についてこう語った。
「日本の水泳界を振り返ってみても、最もインパクトのある大会だったと思う」「僕は当時高校生で、代表には選ばれず、出場することはできなかったが、実際に会場に行って試合を観た。“この舞台で泳ぎたい”と強く思い、競技に打ち込むようになった」
塩浦も4×100メートルメドレーで銅メダルを獲得した2013年バルセロナ大会を回顧。「初めての世界水泳で、憧れの北島康介さんと同じチームで出場できたことが大きな思い出」と明かした。