八村塁のLA移籍で過去の共演に米記者再脚光

　米プロバスケットボール（NBA）でプレーする八村塁は23日（日本時間24日）、ウィザーズからNBA優勝17回の名門レイカーズにトレード移籍した。ロサンゼルスへの移籍に米記者は、同じく南カリフォルニアを本拠地とする大谷翔平との共演に再脚光。2ショット写真を公開すると、米アスリートからは「オオタニが小さく見えるなんてワイルドだ」と衝撃の声が上がっている。

　2人の大物日本人アスリートが南カリフォルニアで対面した。八村はウィザーズの赤いジャージ姿。隣で肩を組んだのは大谷だった。白のVネックシャツに黒の革ジャンを合わせた私服姿。身長203センチの八村に並ぶと、同193センチの大谷も目線の位置が一段低い。

　2019年の11月29日（同30日）、ステイプルズセンターで行われたレイカーズ―ウィザーズ戦を大谷が観戦した際に撮られた1枚。過去には米スポーツ専門局「ESPN」に務め、現在は米スポーツメディア「ザ・スポーツ・トリビューン」のCEOのアラシュ・マルカジ氏が自身のツイッターに実際の画像を公開した。

　マルカジ氏は文面で「最も人気の高い日本人アスリート2人、ルイ・ハチムラとショウヘイ・オオタニが、南カリフォルニアを本拠地とする」と記し、八村の移籍を紹介。すると、米野球選手のウォーカー・ビューラーが反応。「オオタニが小さく見えるなんてワイルドだ。彼はデカいのに。NBA選手はクレイジーだね」と驚いた様子のコメントを残していた。

　豪華2ショットを目の当たりにした米ファンからは、「ショウヘイはバスケもできそうだ」「ショウヘイはポップスターみたいだね」「ルイはショウヘイをLAに連れてこないとな」「未来のドジャースだ」とコメントが寄せられ、注目を集めていた。

　来月25歳の八村は、今季終了後にフリーエージェントとなる。ウィザーズはトレードで、27歳のケンドリック・ナンとドラフト2巡目指名権3つを獲得した。