井上尚弥、スパー相手が「パッキャオ級」と衝撃受けた部位「だから爆発力があるんだ」
バンタム級の4団体統一を成し遂げ、スーパーバンタム級に転向するボクシングの井上尚弥(大橋)。その偉業については各方面から称賛の声が今も絶えない。昨年9月に行った米ロサンゼルス合宿で井上のスパーリング相手を務めた米ボクサーが、当時の衝撃を回顧。米メディアに対し「彼は体は小さいかもしれないけど爆発力があるんだ」と語っている。
ロサンゼルスでのスパーリングを米メディアに回顧
バンタム級の4団体統一を成し遂げ、スーパーバンタム級に転向するボクシングの井上尚弥(大橋)。その偉業については各方面から称賛の声が今も絶えない。昨年9月に行った米ロサンゼルス合宿で井上のスパーリング相手を務めた米ボクサーが、当時の衝撃を回顧。米メディアに対し「彼は体は小さいかもしれないけど爆発力があるんだ」と語っている。
米ボクシング専門メディア「ITRボクシング」の公式YouTubeチャンネルに登場したのは、WBC世界フェザー級17位の26歳アダム・ロペス(米国)だった。当時バンタム級だった井上と2階級差がありながら務めたスパーリングについて聞かれると「間違いなく質が高かった」と回顧。日本でスパーリングパートナーを務めないか、と誘われたことも明かした。
ロペスは井上について「彼は単純に殴り倒すだけのようなタイプの選手ではない。武器があって、角度を作れるし、罠も仕掛けられる。相手より(体格は)小さいかもしれないけど、爆発力があるんだ」と称賛。「彼はマニー・パッキャオ級のふくらはぎの持ち主だよ。脚が太いんだ。だから爆発力がありながらパンチが正確なんだ。パウンド・フォー・パウンドに名を連ねるのには理由がある」と驚きを明かしていた。
井上は昨年12月にWBO世界バンタム級王者だったポール・バトラー(英国)に11回KO勝ちでアジア人初、世界9人目の4団体王座統一を達成。高い技術と丈夫な身体は、2階級上のボクサーにも強い印象を残していたようだ。
(THE ANSWER編集部)