井上尚弥、米興行大手の「年間最高KO」に 衝撃の264秒に海外称賛「彼はビーストだ」
ボクシングの世界バンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(大橋)が、米興行大手・トップランクの「KO・オブ・ザ・イヤー」に選出された。総数4000票を超えるファン投票によるもの。昨年6月に2回1分24秒TKO勝ちしたノニト・ドネア(フィリピン)との一戦に、米ファンからも「彼の拳にはダイナマイトが入っている」「最高のKOアーティスト」などと反響が集まっている。
トップランク社が選出、ドネア戦の圧勝劇
ボクシングの世界バンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(大橋)が、米興行大手・トップランクの「KO・オブ・ザ・イヤー」に選出された。総数4000票を超えるファン投票によるもの。昨年6月に2回1分24秒TKO勝ちしたノニト・ドネア(フィリピン)との一戦に、米ファンからも「彼の拳にはダイナマイトが入っている」「最高のKOアーティスト」などと反響が集まっている。
井上は6月に行われた同級3団体統一戦で、ドネアを圧倒。かつてフルラウンドの死闘を演じた相手だったが、初回にダウンを奪うと決着は2回。井上が左フックを浴びせてぐらつかせ、ロープに追い詰めて猛攻。反撃に出るドネアに左ボディーを入れ、さらにダメージを与えた。最後は猛ラッシュ。2度目のダウンを奪い、264秒で決着した。
トップランク社が公式ツイッターで投票を呼び掛け、4309票のうち井上のKO勝ちが61.6%の圧倒的支持を得た。同社は公式インスタグラムで「議論の余地なし。ナオヤ・イノウエがあなた方のKO・オブ・ザ・イヤーを受賞」と結果を伝えた。
米ファンからは「エキサイティングなボクサー。スピード、パワー、知性、全てを持っている。足りないのは報道だけ」「イノウエはもっと認知されるべき! 見ていて非常に楽しいボクサーだ!」「彼はビーストだ!」「彼の拳にはダイナマイトが入っている」「その通り」「ファイター・オブ・ザ・イヤーも彼であるべき!」「最高のKOアーティスト」「全くもって議論の余地なし。世界最高のP4P」などと称賛の声が書き込まれていた。
(THE ANSWER編集部)