ペレ氏が死去

　サッカー元ブラジル代表で「王様」と呼ばれたペレ氏が29日、サンパウロの病院で死去した。82歳だった。世界中から追悼の声が上がる中、日本代表MF本田圭佑も感謝の意を示した。同氏が“史上唯一の証”の画像を公開すると、日本人ファンから「すごい写真」「泣きました」と称賛の声が上がった。

　ペレだけが許される姿だった。白いシャツを着たレジェンドはピッチを背に立っている様子。両手に抱えているのは3つのワールドカップ（W杯）トロフィーだった。1958、62、70年大会を制し、史上唯一の3度優勝を経験。にこやかな笑みを浮かべている。

　画像をツイッターに公開した本田は「ペレ。本当に本当にありがとうございました」と記して投稿。日本のファンからはペレに対する感謝、悲しみの声が広がっている。

「凄すぎ」
「偉大としか言葉がない」
「すごい写真です」
「泣きました」
「棺にワールドカップ何本か入れといてくださいとしか言えない」
「ホンダさん、サッカーの王様への敬意を表していただきありがたいです」
「ペレさんへのリスペクトを感じさせます」

　カタールW杯中にも大腸がんの化学療法が思うように反応せず、終末期ケアに移ったことが海外メディアに報じられていた。