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メッシの「バカ野郎」発言の裏側、当事者のオランダFWが説明「握手したかったが…」

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で36年ぶり3度目の優勝を飾ったアルゼンチン代表。エースのFWリオネル・メッシは大会MVPを受賞したが、準々決勝オランダ戦では試合後にオランダFWボウト・ベグホルストに暴言を吐いたと海外メディアが伝えていた。21日、ベグホルストは事の次第について「試合後に敬意を示そうとしたが彼は少し怒っていた」と説明したことを英紙が伝えている。

アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:ロイター】
アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:ロイター】

カタールW杯準々決勝でひと悶着

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で36年ぶり3度目の優勝を飾ったアルゼンチン代表。エースのFWリオネル・メッシは大会MVPを受賞したが、準々決勝オランダ戦では試合後にオランダFWボウト・ベグホルストに暴言を吐いたと海外メディアが伝えていた。21日、ベグホルストは事の次第について「試合後に敬意を示そうとしたが彼は少し怒っていた」と説明したことを英紙が伝えている。

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 問題のシーンは試合後のミックスゾーンだった。インタビューを受けていたメッシは、画面の外にいる人物に目を向け、突然、何やら口走り、怒った顔で右手で追い払うような仕草を見せた。海外のネット上で拡散されている動画について、複数の海外メディアも報道。「何見てんだよ、バカ野郎!」と言い放った相手はオランダのFWベグホルストだったという。

 英紙「メトロ」は「オランダのボウト・ベグホルストがW杯での対立後、リオネル・メッシに反論する」との見出しで記事を掲載。ベグホルストが「試合後に彼(メッシ)と握手したかったが、手を叩かれて話もしてくれなかった」と語っていたことを紹介した。

 ベグホルストは21日、所属するトルコのベジクタシュでW杯後初の公式戦となるシャンルウルファスポル戦に出場し、1得点の活躍で4-2の勝利に貢献した。記事によると、試合後にメッシとの衝突について聞かれ、「個人的には、試合中は相手が誰だろうと同じだ。それがメッシであろうとね。俺は常に全力を尽くす。あの試合(アルゼンチン戦)でもそうだった」とし、このように説明したという。

「メッシとひと悶着あった。彼は驚いて、気に入らなかったみたいだ。他人について話すのは好きじゃない。彼には大きな敬意を持っている。サッカー史上最高の選手の一人だと思う。試合後にその敬意を示そうとしたんだ。でも彼はまだ少し怒っていた。でも、彼が俺の名前を知ったことはプラスに捉えているよ!」

 ベグホルストはメッシとの間で理解の行き違いがあったことを示唆。アルゼンチンの地元紙「オレ」によると、メッシはオランダ戦の後「19番(ベグホルスト)はピッチに入った瞬間から、挑発してきたんだ。僕はそれはサッカーの一部ではないと思う」と話していたという。

(THE ANSWER編集部)




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