56年ぶり2人目の決勝ハットトリックをジェフ・ハースト氏が称賛

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は18日（日本時間19日）、決勝でアルゼンチンがフランスと3-3で突入した延長で決着がつかず、PK戦スコア4-2で制して36年ぶり3度目の優勝を掴んだ。敗れたものの、フランスFWキリアン・エムバペは56年ぶり史上2人目の決勝ハットトリックを達成。この快挙を1人目の達成者だった手も称賛した。

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　0-2で追いかける窮地で、エムバペの右足が火を噴いた。後半35分にPKから1点返すと、その1分後だ。味方とのワンツーで抜け出すと、浮き球を強烈ボレー。低く抑えられたボールがゴール右隅に突き刺さった。延長後半に再びリードを許すも、同13分に得たPKを決めてハットトリックを達成した。

　W杯決勝のハットトリックは1966年大会のイングランド代表ジェフ・ハースト以来、史上2人目。ハースト氏本人も自身のツイッターで「何が起きようとエムバペに大きな祝福を。私はここまで素晴らしい記録を保持してこられた！」と23歳エムバペの快挙を称賛。フランスは2連覇を逃したものの、エムバペは今大会8ゴールで得点王に輝いた。