錦織、次戦ジョコを警戒「常に芝の名手」 “天敵”と芝で初対戦「新たな戦いになる」
テニスの4大大会第3戦ウィンブルドンは9日、男子シングルス4回戦で世界ランク28位の錦織圭(日清食品)がエルネスツ・ガルビス(ラトビア)を4-6、7-6、7-6、6-1の逆転で下し、日本勢23年ぶりの8強進出を決めた。歴史的快挙の瞬間を大会公式インスタグラムは錦織の“恍惚のバンザイ”の1枚の画像とともに紹介するなど話題を呼んでいるが、準々決勝で激突するノバク・ジョコビッチ(セルビア)について、錦織は「芝で常に名手」と警戒を強めている。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
過去2勝13敗と分が悪い元世界1位と芝で初対戦「自分たちにとって新たな戦い」
テニスの4大大会第3戦ウィンブルドンは9日、男子シングルス4回戦で世界ランク28位の錦織圭(日清食品)がエルネスツ・ガルビス(ラトビア)を4-6、7-6、7-6、6-1の逆転で下し、日本勢23年ぶりの8強進出を決めた。歴史的快挙の瞬間を大会公式インスタグラムは錦織の“恍惚のバンザイ”の1枚の画像とともに紹介するなど話題を呼んでいるが、準々決勝で激突するノバク・ジョコビッチ(セルビア)について、錦織は「芝で常に名手」と警戒を強めている。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
ついにウィンブルドン8強に名乗りを上げた錦織。待ち受けているのは、過去2勝13敗で勝率13%という“天敵”ジョコビッチだ。「ノバクは常に芝の名手。テニスは向上しているし、再び力強さを取り戻している。タフな試合になるだろう」。記事によると、錦織はこう語ったという。
ジョコビッチは昨年、持病の右肘痛に苦み、後半戦はリハビリのために離脱。今年は手術も受けた。かつての世界1位はランキングを21位まで下げた。そして、16度目の直接対決は初の芝での戦いとなった。
「グラスコートで戦ったことがないかどうかはわからない。自分たちにとっては新たな戦いになる。いつでも彼との試合は大きな戦争になる。彼との試合はいつでも楽しんでいる。いつも大きな挑戦なんだ」
こう意気込んだという。14年の全米オープン準決勝で金星を挙げて以降、12連敗中とあって相性は悪い。