ベルギー、ブラジル撃破のカウンターに海外称賛「日本戦での勝ち越しゴールと同等」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は6日、準々決勝を行い、ベルギーがブラジルに2-1で勝利。32年ぶりの4強進出を決めた。称賛を集めているのは、ベルギーの鮮やかなカウンターだ。前半31分にMFケビン・デブライネが追加点を決めたシーンを米メディアは日本戦を彷彿させると称えている。
日本戦のカウンターをブラジル相手に再現
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は6日、準々決勝を行い、ベルギーがブラジルに2-1で勝利。32年ぶりの4強進出を決めた。称賛を集めているのは、ベルギーの鮮やかなカウンターだ。前半31分にMFケビン・デブライネが追加点を決めたシーンを米メディアは日本戦を彷彿させると称えている。
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ベルギーが誇るタレント2人が鮮やかなカウンターを決めた。前半31分、ネイマールのCKをはじき返し、ルーズになったボールを拾ったのはFWロメル・ルカクだ。敵陣に向かってドリブルを開始。相手の守備を引き付けたところで、倒されながらも、右サイドのMFデブライネへパスを送った。
パスを受けたデブライネは狙いすまして右足を一閃。地を這う強烈な弾道のシュートをゴール左隅に突き刺したのだ。2人で奪った得点は、ネイマールのCKから約15秒。日本を地の底に突き落とした「9.35秒」の電撃カウンターにこそ及ばないが、見事な速攻だった。
米テレビ局「ESPN」は「ベルギーがコーナーとカウンターでブラジルのワールドカップの夢を絶つ」と見出しをつけて、この速攻にフォーカスしている。
「フェライニがネイマールのあてのないコーナーをヘッドでペナルティエリアから遠ざけたとき、多くの赤いユニホームとブラジルGKのアリソンとの間にはまだ100ヤード(約91メートル)もあった」
「しかし、その後に起きたのは、ルカクとデブライネが大会ベストゴールの新たな候補を決めるため走り去る、日本戦でのあのセンセーショナルな勝ち越しゴールと同等のカウンターだった」