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渋野日向子、今季最終戦66締めも今年は「悔」の1年と吐露「今は自信を失っている状態」

女子ゴルフの今季国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ最終日(6487ヤード、パー72)が27日、宮崎CCで行われた。23位で出た渋野日向子(サントリー)は、7バーディー、1ボギーの66で回って通算7アンダーとして、ラウンド(R)終了時で暫定10位。シーズンの最後に好プレーを見せたが、最終18番パー4をボギーにしたことも踏まえ、「もったいない1年」と表現した。

リコーカップ、最終ラウンドに出場した渋野日向子【写真:Getty Images】
リコーカップ、最終ラウンドに出場した渋野日向子【写真:Getty Images】

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ最終日

 女子ゴルフの今季国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ最終日(6487ヤード、パー72)が27日、宮崎CCで行われた。23位で出た渋野日向子(サントリー)は、7バーディー、1ボギーの66で回って通算7アンダーとして、ラウンド(R)終了時で暫定10位。シーズンの最後に好プレーを見せたが、最終18番パー4をボギーにしたことも踏まえ、「もったいない1年」と表現した。


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 最終18番パー4。渋野は2メートルのパーパットを右に外した。表情を変えずにボギーパットを打ったが、悔しさでいっぱいだった。

「あれで全部が飛びました。イライラしかありません」

 4番パー4を皮切りに7バーディーを奪った。ギャラリーを沸かせ、本人の笑顔も弾けた。ただ、本人は「自信を持って良くなったとは言えず、運が良かったかなと思います」と振り返った。

 今季は米ツアーで23試合に出場し、トップ10入り5度、予選落ち9度、棄権1度。海外メジャーで2度のトップ5入りもあったが、後半は思うような成績を出せず、計4試合出場の国内ツアーでは優勝争いに加われなかった。その悔しさも込め、ラウンド後は色紙に「悔」の1文字を書いてテレビカメラに立った。

「前半が良かった分、後半の失速でだんだんと気持ちが下がりましたし、もったいない1年、悔しい1年です。今は自信を失っている状態です」

 オフは国内、海外で練習を重ね、主にショットの精度を高めることに努めるという。真価を問われる米ツアー2年目に向け、渋野は前進をはかる。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)




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