カタールW杯でJ2岡山のFWデュークがW杯初得点

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は26日、グループリーグD組でオーストラリアがチュニジアを1-0で破り、今大会初勝利。勝ち点3とし、決勝トーナメント進出に望みをつないだ。唯一のゴールを奪ったのはJ2岡山に在籍するFWミッチェル・デューク。直後に子供が中継に映り、海外メディアは「デュークが観戦した息子と一緒に喜ぶ」と報道し、日本のネット上で話題になった。

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　J2でプレーする男が世界の舞台で躍動した。前半23分、左サイドからのクロスを頭で合わせ、W杯初得点をマークしたデューク。清水でプレー経験があり、今季は岡山に在籍する31歳のゴールに日本人も釘付けとなった。指で「J」のようなポーズを作り、セレブレーションを披露した背番号15。すると、中継では客席で同じ背番号15のユニホームを着た短髪の男の子が満面の笑みで「J」のポーズを作っていた。

　この模様が「デュークの子供？」とネット上で話題になり、日本人ファンからは「同じサインしてた」「似てる」「表情可愛すぎて今日の疲れ吹っ飛んだ」「Jポーズ可愛い」など、ほっこりした様子の声が続々。また、英スポーツメディア「スポーツバイブル」公式ツイッターは「ミッチェル・デューク、ゴールをスタンドで観戦していた息子と一緒に喜ぶ」と紹介した。

　デュークは自身のインスタグラムで、試合前日に男の子を含めた家族の写真を掲載。「これが全て！　家族」「彼らが僕をサポートし、僕のキャリア最高の時を経験するためにここにいてくれることが愛しい」と記していたが、W杯の大舞台で最高の雄姿を見せた。