初黒星の京口紘人「ダウン後は記憶飛び飛び」 拳四朗を称賛「8度防衛した強さ肌で感じた」
ボクシングのWBC&WBAスーパー世界ライトフライ級(48.9キロ以下)2団体王座統一戦12回戦が1日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBC王者・寺地拳四朗(BMB)とWBAスーパー王者・京口紘人(ワタナベ)が対戦した。寺地が7回2分36秒TKO勝ちで日本人5人目の複数団体王座統一に成功。敗れた京口は「悔しい気持ちでいっぱいです」と無念さをにじませた。
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ボクシングのWBC&WBAスーパー世界ライトフライ級(48.9キロ以下)2団体王座統一戦12回戦が1日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBC王者・寺地拳四朗(BMB)とWBAスーパー王者・京口紘人(ワタナベ)が対戦した。寺地が7回2分36秒TKO勝ちで日本人5人目の複数団体王座統一に成功。敗れた京口は「悔しい気持ちでいっぱいです」と無念さをにじませた。
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記者会見場に「ありがとうございました」と大きな声で入ってきた京口。「こんな時間までありがとうございました。楽しんでもらえたファンの方はたくさんいると思うけど、自分は結果出せなかったので悔しい気持ちでいっぱいです」と開口一番、語った。
5回のダウン後の反撃で見せ場を作ったが、これについては「見てくれていた人に、ダウンした後の反撃が良かったと聞いたけど、自分としては記憶が飛び飛び。反撃というのはトレーニングしていたから出たのだと思います。結果が出なかったのは正直悔しい。あの時良かったと言うのはまだ振り返れない。ただやり切ったというのはあります」と振り返った。
寺地の印象について「戦前から一級品のジャブを打つというのはわかって、この試合に向けて調整してきた。そのジャブは思った以上に強いジャブで、どうしようかなと思う中、WBCチャンピオンですし、やっぱり強いですね。戦いながらどう崩そうかなと考えていましたが、8度防衛したチャンピオンなので、その強さを肌で感じました」と勝者を称えた。
プロ初黒星については「応援してくれた人の数というのも違うので、プロでの1敗は違う。人間いつかこういう負けというのは来ると思っていたけど、負けたというよりサポートがあった中で結果を出せなかったのが悔しいですね。自分は小さい頃から結果を出してきた人間ではなかったですが、支えてくれた方に勝った姿を見せたかったです」と唇をかんだ。
(THE ANSWER編集部)