三浦佳生、乗り越えた演技直前のハプニングにCBC称賛「脱帽した」「私ならできない」
フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(ミシソーガ)で17歳の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は男子シングル2位だった。カナダメディアではフリー直前に起きたアクシデントに注目。ものともしなかった三浦に「自分だったらできない」「脱帽した」と称賛が送られている。
スケートカナダで2位に
フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(ミシソーガ)で17歳の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は男子シングル2位だった。カナダメディアではフリー直前に起きたアクシデントに注目。ものともしなかった三浦に「自分だったらできない」「脱帽した」と称賛が送られている。
合計265・29点で宇野昌磨に続く2位になった三浦。アクシデントはフリー直前、6分間練習の中で起きた。右の靴紐が切れてしまったようだ。地元カナダの公共放送「CBC」の公式YouTubeでは、番組ホストを務める元アイスダンス選手アッシャー・ヒル氏と、ソチ五輪団体銀メダリストのケヴィン・レイノルズ氏(ともにカナダ)がこの場面に言及していた。
レイノルズ氏は「(6分間)練習残り1分で氷上に座っていたので、我々は何が起きたのかと不思議に思っていた。靴紐が切れたようだった」と目撃した出来事を振り返り「ショウマ・ウノのパフォーマンスの後に滑る、プレッシャーもあったと思いますが」「足のことを考慮し、1時間ほどで戦略を練り直さなければいけなかったはず」などと難しい状況になったことにも触れていた。
それでも三浦はフリーを滑り切り、2戦連続の2位に。レイノルズ氏は「彼は準備ができていた。完璧ではなかったが。4回転で転倒があったが後半は優れた立て直しだった。私は脱帽したと言いたい」と切り替えを称賛。ヒル氏は笑いながら「自分だったらできない」と話していた。
(THE ANSWER編集部)