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宇野昌磨、師匠ランビエール氏が振り返った昨季 世界王者君臨は「幸せな瞬間だった」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは28日(日本時間29日)にカナダ・オンタリオ州ミシサガで開幕する。男子シングルに日本勢は昨季世界王者の宇野昌磨(トヨタ自動車)、三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が出場。宇野のコーチを務めるステファン・ランビエール氏はルーマニアのスケート専門メディアの取材に応じ、昨季の宇野の活躍について「幸せな瞬間だった」と回顧した。

3月の世界選手権で金メダルを獲得した宇野昌磨【写真:Getty Images】
3月の世界選手権で金メダルを獲得した宇野昌磨【写真:Getty Images】

フィギュアスケートGPシリーズ第2戦・スケートカナダが28日開幕

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは28日(日本時間29日)にカナダ・オンタリオ州ミシサガで開幕する。男子シングルに日本勢は昨季世界王者の宇野昌磨(トヨタ自動車)、三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が出場。宇野のコーチを務めるステファン・ランビエール氏はルーマニアのスケート専門メディアの取材に応じ、昨季の宇野の活躍について「幸せな瞬間だった」と回顧した。


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 昨季の宇野は2月の北京五輪男子シングルで銅メダルを獲得し、3月の世界選手権(フランス・モンペリエ)ではショートプログラム(SP)、フリーともに自己ベストを叩き出して悲願の金メダルを獲得。2017年の羽生結弦以来5年ぶり3人目となる世界王者となった。試行錯誤、紆余曲折の末につかんだ栄光は、2019-20年シーズン途中から本格的指導に当たったランビエール氏にとっても感動的なものだったようだ。

 ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」は、9月のチャレンジャーズシリーズ・ロンバルデイア杯が行われたイタリア・ベルガモで行ったランビエール氏のインタビュー記事を公開。その中でトーン記者から「ショウマの昨季を振り返って、最初に思い出すのはどの場面?」と聞かれたランビエール氏はこう答えている。

「たぶん、モンペリエでのショウマのフリーかな。いくつかミスもあったけど、私は彼の喜びと自由さを感じました。何と説明すればいいかわからないのだけれど、私にとって、それは幸せな瞬間だったのです」

 トーン記者は「フリーの最後に2人が腕を上げたのを覚えています。もちろん振り付けの最後のポーズだったわけですが、勝利のポーズでもありました」と同調。するとランビエール氏は「その通り!」と答えたうえで、こう続けている。

「昨シーズンのショウマの世界選手権とデニス(ヴァシリエフス)の欧州選手権のフリーのパフォーマンスには、とても幸せでした! 2人にとても感銘を受けましたよ! 非常に努力し、厳しい練習を積み重ねていました。トレーニングで準備してきたことをプレッシャーのかかる中で実行するのは簡単ではありません。2人とも自信をもって臨んでいました」

 その上で「コーチとしては、何が起きるか分かりません。彼らが氷上に立てば我々は何もできませんからね……。だから、その2つが私にとっての昨季のハイライトでした」と語っている。

(THE ANSWER編集部)




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