松山英樹「優勝以外は求められてない」 V2ならず40位終戦「かすりもしないで残念」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアー・ZOZOチャンピオンシップ最終日が16日、アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われた。31位で出た前年覇者・松山英樹(LEXUS)は2バーディー、3ボギーの71で回り、通算3アンダーの40位。ラウンド後は「優勝以外は求められていなかった」と優勝争いに加われなかった結果を残念がった。15アンダーのキーガン・ブラッドリー(米国)が米ツアー通算5勝目。
ZOZOチャンピオンシップ最終日
米男子プロゴルフ(PGA)ツアー・ZOZOチャンピオンシップ最終日が16日、アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われた。31位で出た前年覇者・松山英樹(LEXUS)は2バーディー、3ボギーの71で回り、通算3アンダーの40位。ラウンド後は「優勝以外は求められていなかった」と優勝争いに加われなかった結果を残念がった。15アンダーのキーガン・ブラッドリー(米国)が米ツアー通算5勝目。
最終18番パー5。松山は4メートルのバーディーパットを沈め、安堵の笑みを浮かべた。大勢のギャラリーから拍手と歓声が沸くと、キャップを取って会釈をした。
「全然、良くないゴルフでしたが、最後まで声援をいただいて嬉しかったです。最後のパットでやっと、タッチ、ライン(の読み)、ストロークが合いました」
1番から2メートルのバーディーパットを外した。6番パー5では、第3打で強烈なバックスピンを見せ、4メートルのバーディーパットも沈めてギャラリーを喜ばせた。しかし、7番は2メートル半のパットがカップ左に外れ、連続バーディーはならず。後半はショットも乱れ、13、15番をボギーにした。
「ショートゲーム(アプローチ)以外は全部ダメでした。優勝以外は求められていなかった中、かすりもしないで残念です」
それでも、最後まで期待に応えようと今のベストを尽くした。3番でロブショット、9番ではバンカーからのエクスプロージョンショットでボールをピン側につけ、「世界の松山」を感じさせた。
17日には、米ツアーが用意したチャーター機で再渡米。20日(日本時間21日)開幕のザ・CJカップ@サミットに出場する。9月に開幕した2023-24年シーズンは第5戦を終えたばかりで「また米国で頑張ります」と前を向いた。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)