[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

伊藤美誠、早田ひなの甲高い「ナイスボール!!」に感謝「デッカイ声で言ってくれる」

世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が5日、中国・成都で行われ、女子決勝トーナメント1回戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同4位の強豪・韓国に3-0で勝利。8強進出を決めた。伊藤美誠(スターツ)は第1試合で3-1。この日は控えだった早田ひな(日本生命)の甲高い声の応援に感謝した。6日の準々決勝・スロバキア戦に勝利すれば4大会連続のメダルが確定する。

世界卓球、韓国戦でポイントを取り拳を握る伊藤美誠【写真:Getty Images】
世界卓球、韓国戦でポイントを取り拳を握る伊藤美誠【写真:Getty Images】

世界卓球団体戦、女子決勝トーナメント1回戦

 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が5日、中国・成都で行われ、女子決勝トーナメント1回戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同4位の強豪・韓国に3-0で勝利。8強進出を決めた。伊藤美誠(スターツ)は第1試合で3-1。この日は控えだった早田ひな(日本生命)の甲高い声の応援に感謝した。6日の準々決勝・スロバキア戦に勝利すれば4大会連続のメダルが確定する。


【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 コートに大声が響いた。伊藤、木原美悠、長崎美柚の3人が出場。伊藤は17歳のキム・ナヨンとの第1ゲーム(G)を5-11で落とした。しかし、第2Gの5-4から激しいラリーの応酬の末、最後は豪快にスマッシュ。11-7で取り返すと、第3Gは相手の強打を巧みなブロックでさばくなど11-7で連取。第4Gもバック、フォアの強打を連発し、11-8で1勝をもぎ取った。木原、長崎も危なげなく勝利。日本は開幕から5戦連続ストレート勝ちだ。

 得点を取るたびに響いたのは、早田の「ナイスボール!!」の声。伊藤は「デッカイ声で言ってくれる」と笑った。「いつも凄く大きな声で応援してくれる。早田選手、佐藤選手が言ってくれると凄く盛り上がる。やっぱり気合いが特に入りますね」と感謝。ゲーム間には的確なアドバイスをもらっている。

「『もうちょっとこうした方がいいかな』とか、話し合えてるのが凄くいいですね。これが団体戦だなって。早田選手とダブルスでは結構話し合うんですけど、今回みたいにアドバイスすることはなかなかない。しっかりお互いに選手目線でわかり合えている感じがします。凄く心強いです」

 コロナ禍の規定により、チームメイトであってもホテルで部屋の往来を禁止されている。団結力を高めるには、練習か試合しかない。日本の練習はそれぞれ個別で調整する方針のため、試合中が一番コミュニケーションを取る機会だという。

 3大会連続銀メダルから51年ぶりの金メダルを目指す大会。3位決定戦がなく、メダル決定戦となる日本時間6日午後8時半開始の準々決勝では、グループリーグで下したスロバキアと対戦する。伊藤は「明日も力を合わせて楽しんで勝ちに行きたい」と結束を誓った。

(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集