大一番で研ぎ澄ませた神経「こういった場面は来るだろうと…」

「こういった場面は来るだろうと思ってね。絶対とは言えないけど、実際に起こったね。メッシのペナルティキックをたくさん観察したし、自分がペナルティのときにどう動いているのかも見返した。相手側の気持ちにもなってみたんだ、つまり相手も自分のことを考えている。彼がどちらに蹴ってくるか、今日はいい感覚がつかめていた」

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　このように振り返ったというハルドルソン。事前にメッシのPKについて研究を重ね、さらにキッカー本人の心理まで読み、大仕事をやってのけた。大一番で神経を研ぎ澄ませ、結果を残したのだから見事というほかない。

「この引き分けは大きい。前回のユーロの時と同様に、すぐに勢いに乗ることは通過を目指す上でとても重要なんだ。我々は世界屈指のチーム、選手相手に、ワールドカップ初戦で立ち向かうことができた」

　さらにこうも語ったといい、大きな自信を掴んだ様子のハルドルソン。果たして、強豪ぞろいのD組で躍進を演じることができるのか。アイスランドに一躍、注目が集まっている。