左フック炸裂→前のめりダウンに実況絶叫 KO勝ちの24歳に米興奮「なんてビーストだ」
ボクシングのWBC世界ライト級挑戦者決定戦が4日(日本時間5日)、米ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで開催され、同級3位のイサック・クルス(メキシコ)がエドゥアルド・ラミレス(米国)に2回KO勝ちした。相手の意識を飛ばした強烈左フックには、「凄いな」「秀逸なショットだ」と米ファンから興奮の声が寄せられている。
24歳クルスが2回KO勝ち
ボクシングのWBC世界ライト級挑戦者決定戦が4日(日本時間5日)、米ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで開催され、同級3位のイサック・クルス(メキシコ)がエドゥアルド・ラミレス(米国)に2回KO勝ちした。相手の意識を飛ばした強烈左フックには、「凄いな」「秀逸なショットだ」と米ファンから興奮の声が寄せられている。
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食らった相手は立っていられなかった。2回、青いグラブのクルスはロープを背にしたラミレスに強烈な左フックをお見舞い。鈍い音とともにまともに顔面にヒットすると、ラミレスは意識が飛んだかのようにふらつき、前のめりにダウンした。現地実況席からも「Oh!」と興奮の声が飛んだ。
意識朦朧とする中、何とか試合を続行したラミレスに、クルスは容赦なくパンチを浴びせる。残り30秒を切ろうかというところで2度目のダウンを奪い、レフェリーが試合をストップ。24歳のクルスがKO勝ちし、通算成績を24勝(17KO)2敗1分けとした。
最初に奪ったダウンシーンの動画を、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のボクシングの米興行大手「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」専門ツイッターが公開。「イサック・“ピットブル”・クルスが強烈なダウン奪取!」と紹介すると、米ファンからは「なんてビーストだ」「ライアン・ガルシアはタンク(ガーボンタ・デービス)の前に彼と戦うべき」「凄いな」「秀逸なショットだ」「彼はモンスターだ」「この左はクレイジーだ」などとコメントが集まっている。
クルスはライト級でWBA11位、WBC3位、IBF4位、WBO3位。昨年12月にWBA世界ライト級タイトルマッチで王者ガーボンタ・デービス(米国)に判定負けしたものの、今年4月の再起戦ではユリオルキス・ガンボア(キューバ)に5回TKO勝ちしている。
(THE ANSWER編集部)