稲見萌寧、左手首痛の棄権から1週間で4位発進「もともと左親指の腱鞘炎があって…」
女子ゴルフ国内ツアーのCATレディース初日が19日、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で開催された。昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、首位に1打差の5アンダーで4位発進。前週は第2日の11番終了後、左手首痛のため棄権したが、トレーナーのケアなどによって回復。ショットの調子も取り戻し、「久しぶりに楽しく回れた」と振り返った。若林舞衣子(ヨネックス)ら3人が6アンダーで首位。
CATレディース初日
女子ゴルフ国内ツアーのCATレディース初日が19日、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で開催された。昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、首位に1打差の5アンダーで4位発進。前週は第2日の11番終了後、左手首痛のため棄権したが、トレーナーのケアなどによって回復。ショットの調子も取り戻し、「久しぶりに楽しく回れた」と振り返った。若林舞衣子(ヨネックス)ら3人が6アンダーで首位。
左手首痛で心配された稲見が、実力通りに上位発進した。166ヤードの3番パー3。5アイアンのコントロールショットでピン奥5メートルにつけ、1つ目のバーディーを奪った。ロングアイアンのコントロールショットは、稲見が得意とする高等テクニック。続く4番パー4でも、9アイアンでボールをピンに絡めてスコアを1つ伸ばした。
「ずっとショットが悪くて悩んでいましたけど、今日はピンに向かって飛ぶ回数が増えました。もう少し伸ばせた感じはありますが、久しぶりに楽しく回れました」
前週の棄権理由になった「左手首痛」についても、「問題なし」を強調した。
「もともと左親指の腱鞘炎があって、(前週は)気温差があったり、練習をしすぎたことで痛みがありました。本当は最後までプレーしたかったんですけど、スタート前から怪しかったので棄権しました。それから安静にして、トレーナーにケアや治療をしてもらって、良くなりました。週末、月曜も練習を控えましたし」